始まりの白。

2017年、年迎えの花は、「白」をテーマにしてみました。 白い器に生ける。 それだけのことですが、 白ほど、人の解釈の幅が広く、奥深い色もないと思うのです。 まっさらな気持ちで。 白紙に返す。 白は、ものごとの始まりにも...

今年のかけら。

器を揃えて、花を水揚げしなおして。 どれとどれを生けようか。 おせちづくりが一段落したところで、 心落ち着けて、 年迎えの花を生けます。 秋の実。リースにした小枝のはしっこ。 なんとなく、捨てられずに、お皿にのせて飾って...

藁の鶴。

鶴は千年。亀は万年。 縁起のよい動物二種。 どちらも藁で作る形があります。 こういうの、どこでいつ、誰が考え出したのでしょう。 藁でできる形は限られているのに、長さや太さを変えるだけで、 いろんな動物に見えるから不思議。...

海へ

本年最後の漕行となる。 目標とした小網代に目前で届かず引き返す。 上陸して食べようと準備した食料をそのままに艇に上でビスコとコーヒーで済ます。 見はてぬ夢を見たのだろうか。

つづら藤のリース。

ずいぶん長いこと、玄関の花は、このリースに任せっぱなしでした。 12月の後半は、何かと忙しいもの。 世話いらずのリースがかかっているとなんだか安心です。 秋に採っておいたつづら藤を、ざっくりまとめて。 蔓のしなり具合にま...

フィガロジャポン2月号。

掲載誌のお知らせです。 フィガロジャポン2月号 特集の中で、和の花を生けるテーマで、 花生けを担当させていただきました。 そして、表紙にも使っていただいています。 スタッフの方々の、違った切り口からのアプローチが新鮮で、...

赤木明登漆展@桃居。

赤木明登 漆展 4日目です。 昨日生け替えました。 片口に花を、という赤木さんからの依頼。 しっとり、とろんとした肌は、赤木さんの塗りならでは。 お酒はもちろん、花も合います。 菊とか梅の花びら浮かべて呑むのが、ホントは...

冬苺2。

冬苺がよく保っています。 葉を洗い、水切りし直すだけで、 元気な状態をキープ。 朝日があたると実がきらっと光るのが 毎朝の楽しみです。 みずみずしいものが減る冬、 目にとても新鮮な気がします。 合わせる花を変えて、花器も...