半夏生。

およそひと月ぶりくらいの更新になってしまいました。
インスタとブログの棲み分けに悩むこの頃。
どうしようか、答えは出ていませんが、ブログでやっていきたいこともあるので、
ともかくも心機一転、まめに更新できるようがんばります。

というわけで、今朝のハナシ。
「今日って31日だっけ?」と、夫がきゅうに尋ねてきた。
夫よ。今日は2日だ。もう7月だ。
そして、6月に31日はないよ。
そこで、気がついた。
今日は、半夏生だ。雑節では、夏至から11日め。七十二候では、これから5日間を、そう呼ぶのだそう。
農作業のだいじな節目であり、そろそろ南風が優勢になるとされる頃。
たしかに、昨日くらいから、南からのあたたかい湿った風を感じるし、きゅうにムシッ度が上がってきている気もする。
 半夏生の頃、てっぺんの葉が白くなる植物があります。その名も、ハンゲショウ。
片白草ともいい、半化粧という字を当てることも。
ドクダミの仲間だそうで、茎に独特の匂いがあります。

花らしい花、というわけではないけれど、
なぜか好きで、この時季必ず生ける花のひとつ。
梅雨の晴れ間にきらっと光る白い葉に、
もうすぐやってくる厳しい暑さを思います。

今日は7月2日だ、と言われた夫。
いつの間に7月に!とまじめに驚いておりました。

花 半夏生 青つづら藤
器 南蛮大鉢 川淵直樹