目に見えるものを信じる癖

予報に反して北東の風が残った。ラダーであて舵を取りながら北北西の岬へと漕ぐ。
視界はよく目標はくっきりと見える。横風は強いが危険なほどではない。
しばし無心で漕いでふと気が付く。頭の中で危険を示すアンテナ立つ。山立てすると。カヤックは岬に向いた状態で横滑りで大きく沖に流されている。
いやはや、目標に向かって進んでいると思っていたのに。
小さな漁港に入ってコーヒー休憩。