コードだってある

撮影の準備。久しぶりに大型ストロボを使う。 大型なんて断る必要はなかった。かってはストロボはイコール、大型ストロボだった。 今では機材間のやりとりの多くは無線で接続する。でも、大型ストロボはやはりシンクロコードが良い。

晴れてしまった

天気図は読んだ。予報も見た。気象概況も聞いた。 今日は曇りまたは多少の雨のはずだった。 建築の撮影のはずでありました。 青空を見て何度もぼやく。 撮りに行きたかった。 テスト撮影をした。 テーマは「宇宙」。

写真は故人を偲ぶ指標

この仕事を始めたころは考えもしなかった。少なからぬ言い切れることのひとつに「写真は故人を悼む」ことの出来るメディアなのだ。 代わりに肖像画とか遺品(僕の場合はパドルかな)など置いても、きっと死んでしまった本人以外は感情的...

ゾーン2です

暗めの表現としてもこれくらいが限度でしょうか。 経験則や感覚で露出を決めるのではなくて一度ゾーン5を見つけると理想のトーンは適格に素早く表せます。 また、その値は数値として証明できます。 ゾーン5は基準です。

ゾーン9です

デジタルゾーンシステムでは露出をとる主体性を大事にします。露出計は使い慣れたものなら何でも良いです。 入射式反射式の単体露出計も良いですが、僕はカメラの内蔵の露出計を使います。測光範囲はなるべくスポットを使っています。

ゾーン8です

ハイキーです。といってこれくらいの画像をフィルムのころも撮っていました。勘所が難しかった。 photoshopで確認しなくてもゾーン5ははカメラの液晶表示で確認できます。RGBの三つの山の大体の平均がゾーン5です。

ゾーン7です

朝の光は透明感があり刺すようです。見た目のイメージではこれくらいの明るさを感じました。 真ん中の明るさがゾーン5ですが、その判別はphotoshopのモードをRGBからLabに変換してLレベルが50の値がゾーン5です。

ゾーンチャートを作る

ゾーン5を中心に1絞りごとに段階露光をします。ほとんどのカメラで真っ黒からすっ飛びまで10段階のグラデーションができます。 つまりカメラマンはゾーン1からゾーン10までの間で勝負しているのです。これはゾーン3です。

露出はカメラまかせではいけない

カメラ内蔵の露出計は精度が良くなりました。逆光などを補正する評価測光は素晴らしい。しかし、2つの問題があります。計測の主体がカメラにあること。感覚的で最終的なメディアに正しく反映されるか不確定なことです。ゾーン6です。