やれやれ

今年最後のカヤックはロールに失敗して泳ぐ。
話せば長いがかいつまんで話すと。
Veiga Grétarsdóttir(ヴェイガ・グレータルスドッティル)さんという女性カヤッカーを知った。アイスランド1周を初めて潮流の逆方向で漕ぎ切った方です。職業は写真家でもある。つまり僕と同じで共にソロカヤッカー。似ているようだけどまるで違う。自己探求と自然との向き合い、カヤック旅の途中でサーモンの養殖についての環境問題に目覚める。酒のために漕ぎ、駐車場の料金問題におびえる僕とは大違いだ。彼女はけっして超人的な資質ではなくプールでロールの調整を行い北海でもロールの練習を行う。
そうだロールだ。ロールこそはソロカヤッカーの唯一無二のテクニックだ。転覆したカヤックを不死鳥のごとく蘇らせる技がロールだ。
だが、僕はもう5年以上ロールをしていない。ヴェイガ・グレータルスドッティルさんを見習ってロールの練習をしよう。
思いって自主転覆。寒い。あわててロール。なんと、失敗。やむなく脱出。艇を確保してカヤックに飛び乗る、カウボーイレスキュー。これも失敗。30代の頃は得意だったのに。厳しい現実。パドルフロートレスキューにて再乗艇。悔しいので落ち着いてロールの再開。5回ほどロールしてこの日は終わる。
家に帰りストーブにて燗酒。荒崎産のワカメをしゃぶる。