カヤックトリップ14

小雨はやがて本降りとなり私はテントに入った。明日朝に撤収することにした。強風と波浪注意報のなかカヤックを一人漕いできた。もちろん危険なことだ。自分のリスクの中での行いと言えばそれまでだけど、もし何か事故になれば周囲にも迷...

カヤックトリップ13

土肥に入港する。ここには温泉があり食料品店がある。およそ10時間漕いで47km進んだ。テントを張った。風呂に入り冷えたビールを飲み焼き鳥を焼いた。充分漕いだ気がした。低気圧も接近している。あとしばらくしたら雨が降ってくる...

カヤックトリップ10

昼食上陸。復路の西伊豆。海の状態は好転してきた。行きでは見えなかった海岸に上陸。すでに5時間半漕いでいる。ここいらで小休止。昼食は、ハムチーズサンドイッチとコーヒー。上陸しようが洋上だろうが同じメニュー。食事より海だ。食...

カヤックトリップ9

それは唐突に表れた。まるでカヤックの到着を待っていたかのように。海亀です。思慮深げな眼差しを私に向けてゆっくりと潜っていった。驚いたことに数時間後の復路でも同じ場所で遭遇した。同じ亀なのだろうか?。今度はカヤックの下を交...

カヤックトリップ8

南伊豆に入る。伊豆の面白さは地形の変化にもある。今回漕ぐ沼津市、西伊豆町、南伊豆町と人間が描いた縄張りごとに地形が変わる。もっとも、地形ごとに人が張り付いたのだろう。よいよクライマックス。

カヤックトリップ6

黎明と言うのか、日の出前の薄明るい時間が好きだ。ただのんびり眺めていたいものだけど割と忙しい。500mmLの湯を沸かしコーヒーを淹れる。350mmLを保温ポットに入れる。ドーナツと残りのコーヒーで朝食を摂る。天気予報を確...

カヤックトリップ5

東洋のアカプルコと呼ばれた海岸に上陸。夕日を眺めながら小さな焚き木をおこす。カップに日本酒をそそぐ。アカプルコで食す伊豆干物はなかなかの美味しさと言えた。