初漕ぎ

昼前に南西の風が吹く予報であった。車を葉山に置き、出艇。プランとして、ひたすら南下して荒崎まで漕いで帰りは風に乗って帰る。しかし予定どうり行かないものです。荒崎を過ぎると強い風と不安定な波。風はともかく厄介な波。波頭は肩程度でピッチは短い。沖合2km位だったのでサーフィンをしながら北東に進む。岸に近づいたところで北に転進。するとサーフィンは左のブレードでブレイスすることになる。左は苦手だ。波を感じたらスイープでカヤックを安定させながら進路を保つ、波が大きくなるとローブレイス、こらえきれなくなるとハイブレースでのりきる。この繰り返し。たまに、10回に1度くらいブレードのさし方が遅れる。はるか以前はこんなことは無かった。反射神経が鈍ったのだ。カヤックが腹を見せる。ロールは沖がわに打つのがセオリーだが私は右しかできない。強風で岸壁に流される。見渡す限り、荒れた海。