先行作業

 新たな仕事を請けた。 季節の花を写真と文で配信する仕事のようだ。 写真の仕事はいろんな事情で季節をさきどりすることになる。 数ヶ月先の季節を今撮ることは不可能なので来年分を見越して進める。 見る側は今を意識するわけだか...

摂る撮る

似た字面です。食べ物を摂るように写真を撮る。 なんて感覚はあるのだろうか。 僕にはないな。 撮影前の朝食。 食べなきゃ撮れない。

カメラマンと名乗っていますが

写真家と呼ばれることもあります。 否定はしませんが「家」ではない気がします。 小売業ではないので「写真屋」は違います。 人から請われて撮るのですから。 「写真士」とか「写真師」あたりが相応ですが普及していません。 もし楽...

ストレス解消には薪割り

写真の現場でも最近は契約書を交わすことが増えた。 契約書というものは出す側。つまりクライアントに有利なことが書かれる。 読んでみてあまりに理不尽だと抗議するけど多少の不平等は我慢して捺印署名している。 結局はそれでもその...

さよなら太陽誘電

DVD-R、CD-Rの製造を止めるアナウンスが太陽誘電からあった。 驚いている。または、あわてているカメラマンは僕だけではないだろう。 太陽誘電こそは最も信頼が篤いDVD-Rを提供していた。 僕はクライアントにDVD-R...

ギャング入稿でいこう

出版の現場も写真業界と同じく、なんとなく使っている言葉が多い。 ギャング入稿もなんかアブナイ語感があるが、ある意味あたっている。 ギャングには「群れている」「集まっている」といった語彙がある。 これが入稿と連結すると、大...

フレーミングこそは

カメラマンの感性の現れ。 何を。どのように撮るか。 何を。は仕事ですから大体きまっています。 どのように。の部分の大半はフレーミングです。 僕の思うフレーミングの極意とは。 ちゃんと決めないことだろうな。

食べるの撮影について

鎌倉の禅寺にて食の本の撮影。 「おいしく見える。」こと。 食べ物の撮影についての絶対的な基準だろう。 禅僧の修行では食事に音を立ててはいけないそうだ。 修行僧と静かな食事は「おいしさ」を感じる。 僕も一緒になってお昼をい...

フレーミング

食の本の撮影に入る。 どんなささいなことかもしれないけど。 シャッターを1回切るごとに1枚ずつのフレーミングがある。 カメラを気持ち動かすだけで違った世界に見える。 意味が違ってしまうときもある。 外国語の発音でも語尾の...

2030回のシャッター

つづいて、山陰にロケ。 京都分とあわせて2030枚の写真を撮った。 右手人差し指で2030回シャッターを押したことになる。 一部段階露光をしているとはいえ大変多くのフレーミングを切ったことになる。 そりゃ、疲れもします。