お月見の次の日は。

お月見の花は、ススキのみ。と決めている。
ぶじの収穫を願う行事に、稲穂に見立てたすすき、だと聞いてから、
他には入れないのがふさわしいような気がするのです。
お米を作っているわけではないけれどね。

生けたススキ。
翌日になっても、とうぜん元気なままで、そのまま下げてしまうのは、
気が引ける。
たいていの場合、花を足して、生け直す。
ハレからケ、のかんじだろうか。

今年は花器もそのまま。
草花を足してみました。

花 ススキ、ノギク、台湾ホトトギス、白花サクラタデ
器 内藤美弥子