藁の鶴。

鶴は千年。亀は万年。
縁起のよい動物二種。
どちらも藁で作る形があります。
こういうの、どこでいつ、誰が考え出したのでしょう。

藁でできる形は限られているのに、長さや太さを変えるだけで、
いろんな動物に見えるから不思議。

稲を植え、育て、収穫して、日々の糧とする。
お米をとった後の藁は、身の回り品や生活道具にも。
手元にあまった藁で、作ってみたのが始まりなのかもしれません。

来たる2017年は、酉年。
いつの年に飾ってもいい「鶴」だけれど、来年は、干支まわりからしても、ぴったり。
年内最後のレッスンは、
東慶寺にて。みんなで、この鶴を作りました。