たまには大きな壺に。

この家で暮らすようになってから、大きな器の出番が増えた。
食の器も花の器も。
人がよく集まるから、とか、なにも置いてない空間があるから、とか。
具体的な理由もあるけれど、
それだけでなく、なにか気分的なものもあるように思う。

ひと抱えほどの壺に、大胆に曲がったムシカリのひと枝を入れる。
口元には、小さな花を。

花 むしかり、おだまき’チョコレートソルジャー’、黒の侘介椿
器 壺・郡司庸久